令和三年七月、長野県上田市の小玉川神社に参拝しました。
鳥居の社号額には龍が絡み付いていました。
色を付けてしまうと遠目には良く見えなくなってしまいますが、かなり精緻な彫りです。
彩色には保存の効果もあるそうですから、見た目というより耐久性を考慮したのかも知れません。
拝殿の両脇に建物があり、渡り廊下で繋がっています。
御祭神 木花之佐久夜毘メ命
裏へ廻ります。
東信州で良く見かける、縁下あっさりタイプの御本殿。
胴羽目はこれまた東信地方で良く見かける松に鶴。彫りは浅めです。
鬼板には、これもまた東信で良く見かける鬼面。
背面には大きな彫り物はありませんでした。
左面に廻ります。
脇障子の上の飾りは、名称は分かりませんが、これも長野では割と目にします。
胴羽目は竹に鶴。
こちら側の鬼面は損傷が激しいです。
写真を見せられただけで、上田の神社だと分かってしまいそうな程、ここら辺の神社の特徴が揃った神社でした。
刺青師・龍元
096(2021.08.13)
コメント
onijiiです。
鬼面の素朴さが堪りませんね!
ありがとうございます。
ここは必ず行きたいです。(笑)
ここは怪しい神社突撃作戦で空振り三振後、次の神社へ向かう途中偶然見つけたんですよね。
有ると睨んだ所には無いのに、案外思いもよらない所に有るものです。