令和五年 新年寺社彫刻巡礼の旅二日目 茨城県常陸大宮市の鹿島神社に参拝しました
参道
御祭神 建御雷之男神
拝殿内部
奉納絵馬は菊慈童でしょうか
裏へ廻ります
うひゃー これは酷い!こちら側は広場になってるので 子供がボールでも投げ込んだか それとも自然に割れたのか。。。
でも お陰で直に彫り物を鑑賞する事ができます
これは どなたでしょう? 乗っている動物は耳の形から言って驢馬だと思われます
驢馬仙人と言えば張果老ですが 張果老は驢馬に後ろ向きに乗るのが一般的です それにこれは釣竿の様な物を持ってますね
それから驢馬は奇蹄目の筈ですが これは爪先が割れてます 以前 若泉稲荷神社で偶蹄の驢馬に乗る黄石公を見た事がありますが これは何か意味があるのでしょうか? それとも彫師が勘違いしただけ?
脇障子は 風狂の僧 箒を持つ拾得
向拝中備には龍がありました
こちらの脇障子には 拾得と対になる同じく風狂の僧 巻物を広げる寒山
こちら側は 幸か不幸か アクリル板が健在です
全体を撮ろうとするとこんな感じ
レンズをアクリル板に密着させて。。。
最近は真面目に仙人を探求していないので 鹿が居れば寿老人と決め付けていましたが これはあまり寿老人らしくないですね ではどなた?
背面には大きな彫り物はありませんでした
お昼の11時過ぎでしたが 手水鉢にはまだ分厚い氷が張っていて 寒い一日でした
刺青師・龍元
006(2023.01.19)
コメント
onijiiです。
寂れ具合が歴史を感じさせてくれますね。
彫りが浅いと思ってましたが、そうでは
なく板が薄いのですね。(笑)
再訪した時に幸運にも、山車倉庫のシャッ
ターが開いていて、小林平衛門作の山車の
彫刻を見ることができました。
onijiiさん おはようございます
御本殿の寂れ具合は素晴らしく良い感じですが、アクリル板の寂れ具合はちょっと。。。もう少し綺麗だと助かりますね。まあ、部外者の勝手な言い分です。
山車の彫刻を見る事が出来たのですか。それは幸運でしたね。私は窓から覗いてみましたが、何も見えませんでした。