令和二年九月吉日、茨城県結城市の諏訪神社に参拝しました。
創建年代などは分かりませんでしたが、諏訪神社なので御祭神は建御名方命でしょう。
向拝の龍。
虹梁の下には歌が刻まれていました。『慶福に寄りたる〜』となっている様に思います。地域ゆかりの歌でしょうか。
海老虹梁の下にも歌が刻まれていました。読めません。
全体的にかなり傷んでしまってます。
左面。胴羽目は鷹か何かでしょうか。
脇障子。一見、虎に見えたのですが、蛇腹があるので違いますね。ちょっと何だか分かりません。
背面胴羽目。祭り囃子か。。。な?
ヘタウマというのでしょうか、表情にヘンな味があります。
右面。
これもチョット何だか分かりません。よく見ると真ん中に鳥がいます。これが八咫烏なら神武東征ですが、なんか違う様な。。。川には変な形の魚がいる様にも見えます。
右側やや上に「布引山」と彫られているので布引山でググると、福島県の天栄村・川俣町・会津町・郡山市が出てきました。他に山梨県、滋賀県、兵庫県など全国に同名の山がある様です。何か伝説があるのでしょうか。
脇障子は松鶴。
神話系だとは思うのですが、何が彫られているのか良く分かりませんでした。別の意味で難解な彫り物。
素人の作品だという事は一目瞭然なので、画題もあまり一般的なものではないのかも知れません。
刺青師・龍元
240(2020.10.28)
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