令和二年十一月、千葉県印西市の小林鳥見神社に参拝しました。この界隈に20数社ある鳥見神社の内の一つ。
崇神天皇御宇(BC97~BC30)創建
御祭神 饒速日命 宇摩志眞知命 御炊屋姫命
残念な事に側面と脇障子に彫り物はありませんでした。
背面のみに胴羽目がありました。
侘しげに座る菊慈童。
『帝の枕を越えた罪により流された慈童。哀れに思った帝は慈童に文を授け、毎朝唱える様に言いつけました。忘れないように、慈童がその文を菊の下葉に書きつけると、下葉の露が天の霊薬となり、その味わいは天の甘露のよう。慈童はこれを飲み仙人となりました。
それから七百年後の魏の時代。霊水が湧き出たとの報せに、勅使が現地へ派遣され、そこで見た物は。
未だ少年の姿をした慈童でした』
刺青師・龍元
272(2020.11.29)
コメント
onijiiです。
背面のみに漫画チックな彫物!
強く印象に残ってます!!
彫物は多種多彩、面白いですね!!!
太田市東今泉町の曹源寺さざえ堂を再訪。
百体観音像よりも、多数の江戸時代の落書き
を興味深く鑑賞しました。
当時の人は筆を持ち歩いていたのでしょうか?
罰当たりな行為ですが、歴史を感じます。(笑)
上手いだけが芸術じゃないんですよね。色々あるうちの一つとして見れば、これも味わい深いものがあります。
墨書の落書きですか!芭蕉や北斎の様な人ならともかく、普通の人が墨と筆を持ち歩いていたんでしょうかね、不思議です。案外、当時の文化人が落書きしてたかも知れませんね!
落書きさえも時が経てば価値が出てきますね!