令和三年九月下旬、栃木県市貝町の上根薬師堂に参詣しました。
市貝町観光協会のサイトには近隣の上根観音堂は紹介されているのに、ここは載っていません。
向拝です。
中備は二十四孝から、山で虎に出くわし「私を食べても良いからお父さんを助けて!」と虎の前に飛び出す楊香。天に願いが通じて、虎は行ってしまったといいます。
繋虹梁では力神さまが庇を支えていらっしゃいました。向かって右側の繋虹梁を外側から見たところ。
背中が見える力神さまは珍しいです。
ここの他では茨城県つくば市の延命院東福寺で見た事があるだけです。
向かって左側の力神さま。ま、まさか!そこから用を足していらっしゃるので?。。。
「それがどうかしたのかい?」
左壁の引き戸は失われていて、内部が見える状態でした。
中は荒れていました。
そう長くはないのだろうな、と思いました。
刺青師・龍元
138(2021.11.06)
コメント
onijiiです。
セリフが冴えてますねえ。
また思い出し笑いをしそうです。(笑)
背中が見える力神は珍しいですね。
八龍神社(大子町)、明王院(船橋市)
でも遭遇しました。
群馬の先輩から、陽雲寺(富岡市)にも
あると教えていただきました。
作者の遊び心を感じます。(笑)
思い出して笑ってください。廻りの人に変な目で見られてください。
なるほど、背中が見える力神さまはお寺に多いんですね。また何処かで出逢ったらご報告しますね。