令和七年一月中旬 茨城県東海村の八坂神社に参拝しました。

唐破風下には菊花紋がありました。

扉脇板には昇り龍。


二層になった 変わった作りの社殿です。

右面胴羽目は唐獅子。

牡丹は見当たりません。ただ獅子だけです。

横から見ると前後で屋根の長さが同じ。屋根が反っているので神明造りとも違うような?

背面に彫り物はありません。

左面です。

こちらも胴羽目は唐獅子です。

見た感じでは 比較的新しい彫り物の様な気がします。


正面扉脇の龍。

こちらも昇り龍です。

左右どちらの龍も 爪がありません。

それから 右の龍の鱗↓は 蛇などによく使われる菱形の鱗。

対して 左側の龍の鱗↓は 右に比べると彫りが浅く 途中から網の目になっています。彫師が違うのでしょうか。

雨ざらしになっているのが もったいない気がします。

刺青師・龍元
005(2025.01.26)
コメント
onijiiです。
参拝したのは何年も前ですが、
獅子の顔と板の厚さが記憶に
残っています。
ユニークですよねえ。(笑)
変わった形の社殿ですよね。
色々調べていたら、これと同じくらいの大きさの彫刻無しの御本殿が「特別価格:1,244,100円(税込)」 で売られているのを見ました。彫刻無しでこの金額なら、この八坂神社は高級車が買える様な金額かも知れませんね。