鶴と亀と水鳥と [諏訪神社] 長野県

獅子鼻 長野県
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和三年七月、長野県上田市の諏訪神社に参拝しました。

諏訪神社鳥居

神社前には駐車スペースが有りますが、通りから神社へ通ずる道に入る時と通りへ出る時には、何度も切り返しをしなければならず、苦労しました。

御本殿覆屋を兼ねた拝殿は屋根と柱だけの造り。

諏訪神社拝殿

ここも東信地方によくある縁下あっさりタイプ。

諏訪神社御本殿

彫刻もあっさりですが、胴羽目には彫り物があります。

諏訪神社御本殿

鴨でしょうか、水鳥が彫られています。

水鳥

鬼板には鬼面があるかと思って屋根の上に目をやりましたが、ちょうど覆屋の梁に隠れて良く見えません。後で確認しようと胴羽目や木鼻の写真を撮っているウチに鬼面の事はすっかり忘却の彼方。鬼面ファンの方ごめんなさいm(__)m

脇障子は両側ともに鶴でした。

諏訪神社御本殿

左面胴羽目は亀です。

亀

東信地方の山の神社へ通じる道は細い所が多くて、普通車だとキビシイです。

側溝に脱輪したり、坂道でUターンして段差に引っ掛かってスポイラーが割れたり、地面の不陸や樹の根っこに引っ掛かってバンパーが外れたり。。。段々と道が細くなって両脇数センチしか余裕が無い様な所に入ってしまって、バックも出来ず非常に心細い思いをした事もあります。

軽が欲しいなぁ。でも、軽で長野まで運転するのはキツいしなぁ。

刺青師・龍元

097(2021.08.14)

コメント

  1. onijii より:

    onijiiです。
    彫刻がシンプルですね。
    専門の彫り師ではなく、大工さんの延長
    仕事のような気がしますね。
    自分はこのような荒削りで、素人っぽい
    のも好物です。
    鬼面は気が付いた時で構いません。(笑)

    地図帳に出ている全ての寺社を巡っている
    ので、狭い道でもどんどん入ってます。
    先日は路肩の軟弱部に脱輪してしまって、
    SOSしました。(笑)

    江戸時代に造られた神社は、ホント軽トラ
    が活躍するような狭い道が多いですね。
    当然マイカーは傷だらけです。
    20万キロを越えてまして、次の車検まで乗り
    続けるつもりです。その後は軽の四駆?(笑)

    • 軽四駆いいですね〜!

      5月に中古ですが車買い換えて、さっそく先月、樹の切り株に乗り上げてバンパーが割れてしまいました。Youtube 見てたら銅メッシュとハンダゴテで簡単に直りそうなので、DIYでやってみます。塗装は割と得意なので、接合さえ上手く出来ればと思っています。予算は¥2,000です。バンパー全取り換えすると¥80,000以上しますからね。

      なるほどそうですね、本職ではない大工さんが彫ったと考えると合点がいきますね。

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