令和四年新年寺社彫刻巡礼の旅九社目、茨城県大子町の大生瀬神社に参拝しました。
鳥居をくぐってから、短くはない階段を登るとこんな感じです。
![大生瀬神社参道](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8121-1.jpg)
アレ?案外奥なのね。
![大生瀬神社参道](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8120-1.jpg)
この階段を登ると社殿があるのかな?
![大生瀬神社参道](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8119-1.jpg)
まだまだ続く様です。山登りってほどじゃないけど、ちょっとしたハイキングみたいな感じ。
![大生瀬神社参道](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8118-1.jpg)
見えて来ました。
![大生瀬神社](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8116-1.jpg)
やっとの事で到着。
![大生瀬神社二の鳥居](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9756-1.jpg)
ここまで扉を開け閉めに来る方が居られるのですね。ご苦労様です。
![大生瀬神社拝殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8110-1.jpg)
御本殿覆屋は波板で覆ってあります。
![大生瀬神社御本殿覆屋](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8111-1.jpg)
御本殿覆屋の隙間から覗くと有ります有ります、御本殿には彫り物があります。覆屋が全面波板で覆われているのはGoogleMapで確認済み。
![大生瀬神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8114-1.jpg)
早速、寺社彫刻探求奥義の一つ、如意棒を伸ばしましたが、ナントあと20cm程足りません。車に脚立を取る為にあの山道を引き返そう、とはとても思えなかったので、拝殿の前にあった、使っていないビールケースを拝借しました m(_ _)m
![大生瀬神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1828-1.jpg)
これは、、、どちら様でしょうか?
![仙人](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1830-1.jpg)
画面の右下に顎髭を伸ばした方がしゃがんでいます。
![仙人](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1829-1.jpg)
中央よりやや左上には小さい人。
![小人](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1831-1.jpg)
鉄拐先生の分身かと思いましたが、赤く塗られたモノは、顎髭の方の口ではなく違う所から出ています。
![小人](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1831-2-1.jpg)
背面です。
![大生瀬神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1838-1.jpg)
こちらも不思議な感じです。
![黄安?](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1836-1.jpg)
何をしているのでしょう?顔の上、耳の辺りに左手を上から当てている様に見えます。右手は取れてしまったのか見当たりません。
![](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1834-1.jpg)
鳥居の陰には亀がいる様です。とするとこれは黄安仙人か。。。
![亀](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1837-1.jpg)
左面は不陸がひどく、ビールケースに乗っても届きませんでした。もう一個あったけど、流石にビールケース二段重ねは危ないので、カメラを波板に近づけて撮ったら案外イケました。
![大生瀬神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1844-1.jpg)
杖を持っているし口から何か出しているから、こちらは鉄拐先生こと李鉄拐という事で良いのでしょうか?でも、分身が居ない。まさか右面胴羽目の小人がそう?
![李鉄拐?](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1844-2-1.jpg)
画像が粗くて恐縮なんですが、木鼻にも不思議なヤツがいました。
![木鼻](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1838-2-1.jpg)
横から見るとヒョウみたい。豹は虎のメスと思われていた、と言うのは聞いた事あるんですけどね。虎の木鼻はたまに見掛けますが、ヒョウの木鼻なんて見た事無い(かな?自信なし)手前のは偶蹄なので麒麟ですね。
![木鼻](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1828-2-1.jpg)
こちらは近所の吉田神社の木鼻。同じ霊獣なのかな?
![](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8086-2.jpg)
どうにも不思議な彫り物ばかりでした。
刺青師・龍元
009(2022.01.17)
コメント
onijiiです。
福島との県境。遠い所、大変お疲れさまです。
マニアではないと行かない神社だと思います。
波板越しに彫物が3面あることを確認して、
退散しました。(笑)
胴羽目は本邦初公開でしょう。
木鼻のヒョウ?カッコイイ!痺れます!!
有るかどうかハッキリしない彫刻の為に、この山道を登るonijiiさんは相当重症マニアですね。本当に頭が下がります。
ここのはなんか不思議な魅力が有る彫り物ですね。ヒョウの木鼻も痺れます。