令和二年九月吉日、栃木県栃木市の大前神社に参拝しました。案内板によれば、ここは近隣では「おおまえ神社」と呼ばれているそうです。
御由緒
創建年代不詳
室町時代社運が衰え祭祀廃止
天正十九年(1591)再建
明治十二年(1879)現地へ遷座
御祭神 於褒婀娜武知命
拝殿
向拝の龍が見事。
さぞかし名のある工匠の作なのでしょう。
蝉の抜け殻。いよいよ暑かった夏も終わりですね。寺社彫刻探求には良い季節がやってきます。
御本殿
御本殿覆屋の格子状の窓には白いプラ板がはまっています。一瞬「ええっ!!これじゃぁ御本殿見えないじゃん」と思いました。実は、事前情報はここに彫り物が ”ある” という情報だけ。
とにかくピラミッド状の土台を登ってみると、側面のプラ板数枚が透明で、中を鑑賞できる様になっていました。ああ、良かった ε-(´∀`; )
全体の雰囲気は渋くて良い感じですが、胴羽目は後付けでしょうか。額に入っていて、身舎に比べて大幅に幅が狭いです。位置も前方に偏っているし。。。
少年Aの様に目隠しが入っていて、どなたなのか分かりません。目隠しが無くても分かりませんが。
左面側。
彩色の寂れ具合が良い感じです。
どなたでしょう。仙人っぽい。
背面には何か魚のヒレの様な物が写っており、とても気になります。
できれば、背面のプラ板も何枚か透明な物にして貰えたら、より良かったのですが。。。
刺青師・龍元
198(2020.09.16)
コメント
onijiiです。
魚のヒレのようなもの、気になりますね!
自分は胴羽目の偏りがとても気になります!!
バランスが悪いので、真ん中にしてほしい!!!(笑)
本当ですよね!
左右の胴羽目で偏り方が違うのも気になります。
縦の寸法はぴったりなんですから、横もちゃんとして欲しいです。