令和二年八月吉日、埼玉県日高市の三嶋神社に参拝しました。
御祭神は大山津見神だと思いますが正確なところはわかりません。
〜追記(2020.09.07)日高市のサイトによると御祭神は事代主命だそうです。追記終わり〜
ガラス窓です。
御本殿左面
窓が大きく綺麗にしてあるので鑑賞はしやすいですが、ガラス窓は斜めの写真が上手く撮れません。
二重虹梁間には親子獅子。妻には鳥で、鷹ではなさそうです。懸魚は鶴。
これは珍です。初めてかも。胴羽目探求の師によると、これは二十四孝の曾参だそうです。『曾参が薪拾いに出ている間に来客が来たが、貧乏なため老母は持てなす事が出来ず、曾参よ早く帰って来い!と願ったら、胸騒ぎがしたので直ぐに帰った』という話。
御本殿右面
このテリは何でしょうね。何か塗ってあるのか、そういう木なのか。稀にあります。
こちらも二十四孝から孟宗。『冬に年老いた母が病気になり、好物のタケノコが食べたいと言うので、孟宗は竹林を探したが、真冬にタケノコがあるはずもなく、孟宗は泣きながら雪を掘った。すると、雪が溶け、土の中からタケノコが沢山生えてきた。』という話。因みに刺青の刺し棒は孟宗竹で作ります。
脇障子の人物は柄杓を持っているので猩々でしょう。左側の脇障子は上手く撮れてなかったのでアップしませんが、大杯を持っていました。
背面
背面には彫り物はありませんでした。
グーグルアースで見ると辺りはゴルフ場と畑に囲まれていて、倉庫か工場だかの屋根にはソーラーパネルが沢山見えます。
のどかな所でした。
刺青師・龍元
189(2020.09.06)
コメント
onijiiです。
連休は沼田市、中之条町方面の力神巡りの予定です。
吾妻神社や大国魂神社も行こうと思ってます。
吾妻神社は、小林源太郎父子の作品だそうですね!
山間部の神社に行くと、いつも思うことがあります。
移動手段が徒歩だった時代に、何時間も何日もかけて
ここまで彫りに来たんだなあ。
凄いなあと感心するのです。変でしょうか?(笑)
そうですか、連休中は天気が良いといいですね。
大国魂神社は入り口を探すのに手間取りました。
結局、車を神社の裏手に停めて、
裏から入りました。
吾妻神社は源太郎父子ですか。
なるほど、見返すと確かに海老虹梁の龍なんか素晴らしいですね。
胴羽目は元々無いのか失われてしまったのかわかりませんが、
源太郎と聞くと惜しい気がしますね。
こちらは南側の鳥居脇に駐車場があります。
いやあ、変じゃありませんよ。
昔は道路も整備されてなかっただろうし、
獣道みたいな道を通って行ったんでしょうね。
私も家に帰って地図を見ながら空想に浸っていますよ。