令和三年六月、群馬県伊勢崎市の菅原神社に参拝しました。
菅原神社らしく、正面切妻破風の下には大きく梅鉢紋がありました。
至極シンプルな社殿ですが、向拝木鼻には見事な獅子がありました。
中備は宝鍵を咥えた狐。
反対側の獅子鼻。社殿に比べて古い様にも見えますから、社殿を建て替えた時に、向拝は古い物を流用したのかも知れません。
拝殿内部。ひどく殺風景です。
脇障子の鷹。
これは鷹(もしかしたら鷲)だと思います。
社殿の側面にはかなり高い位置に小さなガラス窓があるだけでした。
幸い、素通しガラスだったので中を覗く事が出来ます。車から脚立を持って来ました。
手作り感たっぷりの格子がガラスから離れていたのでレンズを密着させられず、ガラスに背景が映り込んでしまいました。
胴羽目は狐。彩色はほぼ剥落しています。
御本殿左面。
左面胴羽目も狐。ここは狐ばかりです。
色々と合祀している様なので、社殿自体は元々お稲荷さんだったのかもと思いました。
刺青師・龍元
084(2021.07.14)
コメント
onijiiです。
一見して胴羽目がなさそうな神社ですね。
よく見つけましたね。
そしてよく写真に収めましたね。
他の人は見ただけで退散すると思います。(笑)
こちらは記憶にございません。
所在地を教えてくださいませ。(笑)
私も社殿を見た瞬間、此処は有っても見えないだろうな、と思いました。
住所送っておきましたよ。
こんにちは。
随分とマイナーな神社に行かれたんですね(笑)
私が行った時、拝殿に近付くと突然扉の穴から猫が飛び出してきて、
とても驚かされました(◎_◎;)
野良猫がとても快適な住処としていたようです。
中備と御本殿の胴羽目を見て、あれ?菅原神社って稲荷神社だっけ?
などと訳が分からなくなってしまった私です(;´▽`A“
Shin-Zさん こんばんは、
彫刻があると聞けばマイナーでも行きますよ。
寂れた神社ほど落ち着きます。
でも、さすがに此処は外見からは彫刻があるとは思いもよりませんね。