東信地方でよく見かける様式 [諏訪社(宮浦神社)] 長野県

諏訪社(宮浦神社)鳥居 長野県
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和四年十二月中旬 長野県佐久穂町の諏訪社(宮浦神社)に参拝しました

諏訪社(宮浦神社)鳥居

元禄年間(1688-1709)現社殿再建
御祭神 建御名方命たけみなかたのみこと

諏訪社(宮浦神社)

御本殿はスノコ状格子の覆屋に覆われています

諏訪社(宮浦神社)御本殿覆屋

しかも金網まで

諏訪社(宮浦神社)御本殿

金網は寺社彫刻鑑賞の難敵です

諏訪社(宮浦神社)御本殿

胴羽目は波に鶴

波に鶴

脇障子は亀です

亀

背面に彫り物は無し

諏訪社(宮浦神社)御本殿

左面に廻ります

諏訪社(宮浦神社)御本殿

この辺りには多いですが 縁取りを大きく取ってある胴羽目 これは工房で彫った物を現場で寸法合わせする為に余白を大きく取ってある と読んだ事があります

諏訪社(宮浦神社)御本殿

こちらも波に鶴です

波に鶴

どうやら本職の彫師の仕事ではない様ですね

亀

ここも東信地方でよく見かける様式の神社でした

刺青師・龍元

149(2022.12.23)

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