令和四年十二月中旬 長野県佐久穂町の諏訪社(宮浦神社)に参拝しました
元禄年間(1688-1709)現社殿再建
御祭神 建御名方命
御本殿はスノコ状格子の覆屋に覆われています
しかも金網まで
金網は寺社彫刻鑑賞の難敵です
胴羽目は波に鶴
脇障子は亀です
背面に彫り物は無し
左面に廻ります
この辺りには多いですが 縁取りを大きく取ってある胴羽目 これは工房で彫った物を現場で寸法合わせする為に余白を大きく取ってある と読んだ事があります
こちらも波に鶴です
どうやら本職の彫師の仕事ではない様ですね
ここも東信地方でよく見かける様式の神社でした
刺青師・龍元
149(2022.12.23)
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