令和四年十二月上旬 東京都台東区の上野東照宮に参拝しました
17〜20歳の頃 アメ横で働いていたので上野は懐かしい土地ですが 上野東照宮に参拝するのは初めてです
上野には所用で来たので デジカメは持って来ておらず 全部スマホカメラで撮影
唐門
慶安四年(1651)造営 国指定重要文化財
門の向こうにあるのが東照宮 中に入るのは有料(500円)です
社殿
慶安四年(1651)造営 国指定重要文化財
なんと言うか とにかく豪華絢爛です
幣殿・御本殿はまるで冗談のように金ピカ!
先ほどの唐門を内側から見た所
唐門の羽目板には透かし彫りが施してありました 門の右面外側
右内側 これこそ極彩色というのでしょうね ぱっと見 何が彫られているのか分かりません 鶏とひよこかな?
左内側は 諫鼓鶏でしょうか
尭帝(舜の前の帝)が 諫言をしようとする者に打ち鳴らさせるために 朝廷の門前に鼓(諫鼓)を置きましたが 善政を行ったために鼓が打たれる事は無く 鶏の遊び場になってしまいました
左外側
透き塀
慶安四年(1651)造営 国指定重要文化財
金箔で彫刻を覆った上から岩絵具で彩色を行う 生彩色だそうです さすが国の重文は金の掛け方が違いますな
彫刻が200枚以上あるそうなので 面白そうなのだけをいくつか撮りました
まず蟷螂 まあそれ程意外でもないですかね
これは蝶々? 何にしてもこの姿では飛べないっぽい
オレンジ色のお猿さん
タスマニアデビル かな?
トノサマガエル
てっきり鯉だと思いましたが札には似鯉とありました 似鯉とは読んで字の如く 鯉に似た魚で背びれが三角だそうです
これは鮒だそうです 確かにおヒゲが無いです
帆立は神社でもよく見掛けますね
鯰
有識者間で検討を繰り返して動物の種類・色を決定したそうですが さすが有識者 僕だったら似鯉も鮒も鯉としてしまったでしょう
意外に充実した時間を過ごす事ができました
刺青師・龍元
147(2022.12.19)
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