令和三年11月中旬、長野県佐久市の白山神社に参拝しました。
二の鳥居をくぐって下から見上げると、階段を跨いで建物があるのが見えます。
後から増設したのでしょうか?それとも最初からこういう設計でしょうか?
境内は非常に狭く、御本殿に向き合う形で社務所の様な拝殿の様な建物がありました。
私は広角レンズを持っていないので、目一杯下がっても正面からはこんな感じです。う〜ん、買うか。
向拝中備には山鵲。中々精緻な彫りです。
木鼻は獅子と象。
あんな所にアルコール消毒のポンプが置いてあります。ここで手を消毒してもねぇ。。。という気もしますが、それだけコロナ禍の影響が凄まじいという事か。
創建年不詳
御祭神 菊理姫命
胴羽目。この鳥は錦鶏でしょうか?
脇障子は壊れていて木に留まった鳥の足だけが残っていました。
屋根を見上げると、やはり佐久です、鬼面です。
同じ人の作と思われる鬼面を佐久界隈でよく目にします。
こちらは吽形の赤鬼。
反対側の鬼板には阿形の青鬼がありました。
左面の胴羽目も鳥です。足を見ると水鳥ですが、頭を見ると鴨ではないし、綬鶏とか?
こちらの脇障子はキレイに残っていました。松に鷹です。
背面に彫り物はありませんでした。
彫りは浅めですが、デッサンが緻密でバランスの取れた構図の胴羽目でした。
刺青師・龍元
148(2021.11.25)
コメント
onijiiです。
シンプル、個性、素朴、インパクト。
鬼面刺さります!
何タイプかあるようですね!!
来年は必ず泊りがけで行きます!!!
自分も自己満足です。(笑)
佐久は密集してますから、鬼面だけならかなりの数回れますね。
多いのがここの鬼面の人と、ブリキ細工の様な鬼面ですね。写真を整理して並べれば、鬼面師の系譜がわかるかも知れませんね。建築年が分かると良いのですが、中々そこまで調べられません。