林和靖

神社仏閣

怖〜いこわ〜い力神さま [千賀戸神社] 群馬県

本殿彫刻は、自性院観音堂境内にあった大銀杏の木を板にし、透彫りされた物です。彫刻を行ったのは日光の建造物の修復や建築、各地の神社仏閣の彫刻を業としていたとされる星野政八郎と福田助次郎であると、上棟の時の文書にその名前 が残っています。
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飯田岩次郎彫と噂の [氷川神社] 埼玉県

飯田岩次郎彫というのは、あくまで噂を小耳に挟んだだけなので本当の所は知りませんが、彫師が誰であっても、隠れていた素晴らしい彫り物を鑑賞できて嬉しい限りです。
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唐子がたくさんいる社 [天満宮] 埼玉県

具が顔の中心集まった 味のある表情の造形が印象的な唐子が25人もいます。
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寂れた彩色彫刻 [とある社 其の三] 関東

ある時 関東のとある社に参拝しました。 向拝中備には龍、兎ノ毛通には菊水。 脇障子は鳳凰でしょう。 扉脇板には鯉とかはいなくて単に滝だけの様です。 浜床下は水鳥。 木階蹴込板の魚には髭がありますが、これは鯉ではなく 鯰でしょうか。だとしたら珍です。
栃木県

日光東照宮の宮大工の作といわれる [二石稲荷神社] 栃木県

鈴がなければ 神社とは気が付かない様な作りの社殿です。 が 中を覗いてビックリ。向拝側面にも胴羽目をつけた 立派な御本殿が鎮座していました。
神社仏閣

宋代の高士にして詩人の林和靖 [我野神社] 埼玉県

妻子をもたず、庭に梅を植え鶴を飼い、「梅が妻、鶴が子」といって笑っていた。行書が巧みで画も描いたが、詩を最も得意とした。 「廬を西湖の孤山に結んで詩作に興じ一歩も湖外に出でず 客あれば童子をして鶴を放たしむるといふ。梅を愛し鶴を養ひ 悠々たる生涯は誠に道釈人物中の好画題である。」(金井紫雲著 東洋画題綜覧より抜粋)
神社仏閣

蛸と人魚が参拝者を迎えます [諏訪神社] 埼玉県

拝殿正面の梁の上の小壁には彩色彫り物がありました。 蛸です。 扁額の左右には鯛です。 なんか 機械みたいな感じ。 ここには これを目当てにやって来ました。 この仮面ライダーアマゾン(古い!)みたいなのは 人魚って事 ...
神社仏閣

詩仙と唐子 [とある社 其の二] 関東

望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む) 日は香炉を照らして 紫煙を生ず 遥かに看る瀑布の 前川に挂かるを 飛流直下 三千尺 疑うらくは是銀河の 九天より落つるかと
神社仏閣

鶏とカオナシ仙人と霊獣 [子安神社] 千葉県

だいぶ 劣化が進んでしまっている様ですが 境内は手入れがされているので 大事にされているのだと思います。
神社仏閣

素晴らしい彫り物がてんこ盛り [三峯神社 其の二 八棟灯籠 前編] 埼玉県

埼玉県秩父市の三峯神社に参拝しました。 十月にも参拝しましたが あまりの彫刻の多さに集中力が途切れてしまったので再訪しました。追記あり(2024.09.22)
神社仏閣

小さな公園にひっそりと鎮座するマニア垂涎の御本殿 [市神神社] 埼玉県

小さな公園の中にある小さな神社です。中を覗くまでは こんなに立派な御本殿が鎮座しているなんて 思いもよりませんでした。入母屋の屋根に 四面に唐破風 前後に千鳥破風をつけた 非常に凝った造りで寺社建築マニア垂涎の御本殿なのではないかと思います。
栃木県

名勝・行道山浄因寺境内に鎮座する [熊野心月堂] 栃木県

途中 体長30cmくらいのウリ坊二匹に遭遇したので 近くに親がいるのでは? と緊張が走りましたが 無事に参拝を済ませる事ができました。
栃木県

孝子と鶴子の物語 [天満宮] 栃木県

綺麗に掃除された社殿内には、表からは想像もつかない様な立派な御本殿が鎮座していました。追記あり(2023.09.07)
栃木県

案内板曰く「法師を思わせる」仙人たち [愛宕神社] 栃木県

三代将軍家光は日光に東照宮を造営したが、その時の大工や彫物師は今市・鹿沼・金崎などの宿場を宿としていた。 本殿はその時の名工の作といわれている。本殿の前柱には上に獅子頭、上り龍、下り龍が彫られ、十二階段を設けている。四方には丸柱を配し、東、西、北には欅板に一刀彫が施され、法師を思わせる彫刻がある。
神社仏閣

三十六詩仙から三人 [とある社] 関東

孤高の三十六詩仙 陶潜、鮑昭、陳子昴、杜子美、孟浩然、岑参、王昌齢、劉長卿、柳宗元、白居易、廬仝、李商隠、霊澈、邵雍、蘇舜欽、蘇軾、陳師道、曽幾、陳与義、黄庭堅、欧陽脩、梅尭臣、林逋、寒山、杜枚、李賀、劉禹錫、韓愈、韋応物、儲光義、高適、王維、李白、杜審言、謝霊運、蘇武 から三人の孤高の詩人が彫られています。
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詩人と冒険家と仙人 [八幡神社と稲荷神社] 群馬県

鎌倉時代に鶴岡八幡宮から勧請された八幡神社です。胴羽目はありませんが、奉納額には見事な彫刻がありました。また、境内社の稲荷神社には人物の胴羽目があります。
栃木県

御本殿彫師は磯辺儀左衛門秀重 (追記あり)[二柱神社 其の二] 栃木県

磯辺儀左衛門秀重の代表作と言われる、二柱神社御本殿には神仙や中国の故事に取材した、見事な九枚の胴羽目がありました。追記あり(2023.03.25)
神社仏閣

秘伝の如意棒(改)を駆使します [家和楽神社] 茨城県

御本殿覆屋側面に窓は無く、高さ4メートル近くの所に格子状の隙間があるだけです。 そこで秘伝の如意棒(改)を駆使して内部を覗いてみました。
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徳川光圀が八幡神社から改めさせた [鹿島神社] 茨城県

胴羽目脇障子などの画題は全て、古代中国の伝説の隠者や詩人などの偉人から取られており、建立当時の中国趣味を伺う事ができます。
神社仏閣

八幡山の山頂(海抜254.3m)に鎮座する [河井八幡宮] 栃木県

河井八幡宮は那珂川自然公園八幡山山頂に鎮座しています。馬門から河井方面へ進み、七曲隧道トンネルを抜けてすぐ左へ入る林道を登ります。