令和二年新年寺社巡り。栃木県小山市の高椅神社に参拝しました。
由緒
景行天皇四十一年(111)國常立尊・天鏡尊・天萬尊を勧請して創立
天武天皇十二年(684)氏祖神・磐鹿六雁命を合祀、高椅神社と尊称するに至る
主祭神
磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
國常立尊(くにのとこたちのみこと)
天鏡尊(あめのかがみのみこと)
天萬尊(あめのよろづのみこと)
南向き
楼門
お目当ては楼門。去年の春に修復を終えたばかりの様です。ここまでやったんですね。
南面
色あざやかな飛龍。
向かって右側の虹梁上。なんだこりゃ?
猫の様な顔ですが、獅子の様に長い毛が生えてます。どこかで見た事ある様な無い様な。。。
〜追記(2024.05.14)霊猫とか麝香猫と呼ばれるものかも知れません。 追記終わり〜
二階の虹梁上の彫り物は新しく彩色はされなかった様です。またいつかって事なのかな。
北面
唐破風兎の毛通しには化け鯉。
奥の太鼓羽目には隠れ蓑・隠れ笠・宝鍵などの宝尽くし。
中央虹梁の上。
公式サイトによると、「長元二年(1029)に井戸を掘ったら大きな鯉が出たので、以来、鯉を食うこと、鯉絵のついた品物を使うことを禁じられた。鯉のぼりすら立てない風習が現存」とあります。が、ここに鯉の彫り物があります。あ、神様は良いのか。
ここの彩色は本当に綺麗ですね。職人の仕事って感じです。ここの前に行った神社の彩色は今ひとつだったけど。
刺青師・龍元
018(2020.02.02)
コメント