令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第二十四社目 千葉県成田市の八幡神社に参拝しました。
御由緒などは分かりませんでした。
御本殿は 玉垣と かなりしっかりした庇に護られていました。
派手ではありませんが 胴羽目・脇障子・組物間などに彫り物があります。
右側脇障子は唐子。
手にはでんでん太鼓の様な物を持っています。
右面。
胴羽目は高砂です。
脇障子と違って 彫りは浅め。
脇障子とは違う人の彫り物?
背面です。
胴羽目は鷹です。
猿がいるかも知れないと思って 良〜く見てみたら 小鳥がいました。拝殿の手挟みなどで良く見かける図柄です。
左面です。
胴羽目は司馬温公瓶割。左右とも胴羽目の右端には 銘を入れる様な枠がありましたが 何も彫られていませんでした。
司馬温公が子供の時 水の入った大瓶で遊んでいて中に落ちた友達を助ける為に 高価な大瓶を躊躇なく石で割った という話。
これが司馬温公だと思います。なかなかヤンチャそうな顔です。
パニックになり 右往左往する友達。
左側脇障子も唐子。
こちらは羽扇を持っています。
腰組が立派です。
刺青師・龍元
025(2024.03.13)
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