令和三年八月上旬、埼玉県東秩父村の奥澤神社に参拝しました。
約九十段あるという石段を登り切ると拝殿があります。物凄く大変という訳ではありませんが、何社も回って来ている身にはこの高さは結構こたえます。
天正六年(1578)紀伊国熊野三社権現を勧請
明治四十三年(1909)現在地に移転 八坂神社合祀 熊野神社から奥澤神社と改称
御祭神 伊弉冉尊 速玉之男神 事解之男神 素戔嗚尊
裏へ廻ります。
立派な御本殿です。山神社と書かれた板が置いてありますが、どういう事でしょうか。
明治四十三年に移転して来たそうですが、御本殿はその時の再建か、それとも持って来たのかな?
胴羽目は二十四孝から楊香。
脇障子は高砂の尉です。
背面には窓がありませんでした。
左面です。
胴羽目は二十四孝から郯子。古い本には剡子と書いてある事が多い様です。
脇障子は高砂の媼。
しばらく豪勢な社が続いたので久しぶりにシンプルな神社で少しホッとしますが、ここだって彫り物の全く無い神社に比べたら豪華絢爛です。
まだ八月上旬でしたが山間部だからか、四時半でだいぶ暗くなって来たので、この日はここで切り上げました。
刺青師・龍元
114(2021.09.20)
コメント
onijiiです。
どういう訳か山の上にある神社が多いですよね。
地図帳に出ている寺社を手当たり次第に回って
いると、長い階段の神社に度々遭遇します。
探求道道険し!
100段ほどは平気ですが、300段も登って収穫
なしだとガッカリします。(笑)
彫り物があると思えば200段でも300段でも登りますが、有るか無いか分からないと50段でも厳しいですね。
本当に頭が下がります。
世の中には石段好きなんて人がいて、”埼玉の石段三十三選“にこの神社がノミネートされてました。