令和八年一月下旬 栃木県栃木市の寳蓮寺に参詣しました。

天平勝宝八年(756)勝道上人が開山
宗派 真言宗智山派
山号 柔和山仙池院
御本尊 大日如来

向拝中備は二頭の麒麟。一説には「麒」がオスの麒麟で「麟」がメスの麒麟だそうです。

外周小壁
外周小壁にはぐるりと12点の彫刻があり 1点に2話ずつ 計24話の二十四孝が彫られていました。今回は正面小壁3点 計6話を紹介します。

正面左の小壁。

左側は 父の身代わりになる事を北斗七星に祈り続けた 庾黔婁ですね。

父親の病を診ている医者に「便が甘ければ治らず苦ければ治る」と言われて 父の便を舐めてみると 甘かったので父の死を悟ります。

「なんちゃって!」

右側は 母を養うために口減しに我が子を埋めようとする 郭巨。穴を掘って金の(詰まった)釜を発見します。

「エヘヘ これで俺も大金持ちだぜぃ」

中央 扉上の小壁です。

左半分は 閔子騫。

ご立腹のお父さん。実子2人を愛し 継子の閔子騫を憎んで虐待した後妻を追い出そうとしますが 閔子騫がなだめます。

エッ!この状況で 笑ってます?

両親に殺されそうになりながらも 孝行を尽くした 大舜。象と小鳥が畑仕事を手伝ってくれます。

これは笑っていて当然の場面ですね。

正面右側の小壁。

左半分は 病に伏せるタケノコ好きの母の為に タケノコを探す 孟宗。

冬山で ある筈の無いタケノコを発見して喜ぶ孟宗。天は必ず報いてくださいます。

右半分は 親から相続した財産を全て三等分にした 田真三兄弟。

庭に大きな木があり これも三等分にしようと決めると次の日には枯れていた。 切るのをやめると木はまた蘇ったという 奇怪な話。

そんな事より 真ん中の人の首の向きが気になります。

まるでエクソシスト。

其の二に続きます。
刺青師・龍元
028(2026.05.20)

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