令和六年七月下旬 神奈川県愛川町の諏訪神社に参拝しました。
御祭神 建御名方命
御本殿覆屋には小さな窓があります。
窓にはガラスが嵌っていて 外側にスノコ状の板が張ってあります。
覗いてみると 神輿だけが見えました。どういう訳だかは分かりませんが 鳥居には八坂神社の編額があります。
覆屋裏側にも窓があり 御本殿が見えました。
どうやらこれは 春秋左氏伝を読む関羽と その後ろに控える周倉です。
関羽は春秋を通暁していて 誦じる事ができた程だと云います。
僕の中の関羽とは違って ちょっと線の細い印象の関羽です。
関羽愛用の青龍偃月刀を手に 後ろで控える 関羽の側近・周倉。
一日千里を駆ける赤兎馬を駆る関羽について行くために 懸命に走る周倉を見て 憐れんだ関羽は 周倉に極上の馬を与えましたが その馬は一日九百里が限界でした。 そこで周倉は馬に乗って九百里を駆け 残りの百里は 馬を背負って自分の足で走ったといいます。
周倉恐るべし。
縁下には亀の彫り物。
縁下四隅の持送は獅子 立て掛けてある板には松鶴が彫られている様です。
覆屋左面の窓は中から板で塞がれていて 残念ながら中を窺う事はできませんでした。
前情報では 右面胴羽目は唐子の闘鶏 左面は司馬温公瓶割がある様です。
見られなくて 残念!
刺青師・龍元
071(2024.08.19)
コメント
神輿が邪魔で見られないんですよね、
神輿が巡行する日に行けば、彫刻が見られると思い、昨年、例祭(海の日の前の日曜日)を狙って訪問しましたが、一週間前に斎行されたとの事でした、
私の住んでいる所から1時間くらいの場所なので気長に待ちたいと思っています
ああそうですよね。神輿が出掛けている間は見られる筈ですね。
でも左側はどうしちゃったんですかね。ガラスが 割れて/割られて しまったんですかね。板でなくてガラスで修繕して欲しいですが、やはりお金が掛かりますしね。どうしても無理なら神輿をそちら側に置いて貰えると嬉しいですね、と陰で勝手な事を言ってみます。