令和三年一月、長野県佐久市の三千塚神社に参拝しました。
元文元年(1736)現社殿再建
明治四一年(1908)諏訪社から三千塚神社に改称
御祭神 建御名方命 事代主命
元々は諏訪社。三千塚は地名から取ったのでしょう。元文元年現社殿再建となってるけど、拝殿はもっと新しそうです。
これは何を表しているのでしょうか。
御本殿。
多分、近所の大伴神社の鬼面と同じ作者、もしくは工房の作品だと思います。
海老虹梁には龍。大隅流っぽいけど、彫師は不明です。
佐久の定番、鶴と亀。
背面に彫り物はありません。佐久には、廻し縁が脇障子で止まっていて縁下に組物が無いシンプルな造りの御本殿が多いです。
このおデコの無い鬼さんはとてもユーモラス。阿形が左側にあるのは珍しいですね。今までもあったかな?
海老虹梁の龍、左側は吽形。
のどかな神社です。
研究では2040年までに無くなる神社が3万5,000社ある、という記事を読んで衝撃を受けました。2040年には日本の人口が1,500万人減って1億1,000万。その3割が85歳以上。無理ないかもな〜。
でも東京の人口は今とほぼ変わらず1,376万人の予想。
刺青師・龍元
030(2021.02.21)
コメント
onijiiです。
佐久市は鬼面の宝庫ですね!
シンプルさ、素朴さがたまりませんね!!
暖かくなったら鬼面巡りをしようと思ってます!!!
20年後、生きていたら85歳以上になります。
今のうちに回れるだけ回りたいと思います。(笑)
私は73歳ですね!最近五十肩になって年齢を感じています。年齢を重ねると「今日やらなかった事は明日出来なくなる」なんて話を聞きますから、新型コロナ禍の中でも積極的に体を動かす様にしていますよ。
今神社庁に登録している神社が81,000社。登録してない小さな団体や個人所有の神社がいくつあるのかは不明みたいです。消滅神社35,000社というのが、どれ位の規模の神社を数えているのかは分かりませんがビックリですね。
これからも怒涛の鬼面神社が続きますよ。お楽しみに!