令和四年九月上旬 栃木県日光市の富士浅間神社に参拝しました
昭和三十七年(1962)建立
御祭神 木花佐久夜毘売命
向拝の龍
向拝中備の龍はこじんまりとしていましたが 扉脇の上り下りの龍はなかなか味があります
下手うまというのでしょうか
そこらのオジさんをデフォルメした様な顔
なんとも言えない味があります
建立されてから60年しか経っていないのに かなり廃れた感じ
右面です
胴羽目は 牡丹に孔雀 雲の感じがおどろおどろしい
脇障子は龍です
背面に廻ります
胴羽目は二匹の虎 左上に月があります
とても廃れた感じに見えるのは このラッカーだかニスだかの塗料のせいでしょう
左面です
胴羽目は龍と鳳凰 かなりオメデタイ絵面になっていますね
反対側もそうでしたが 脇障子のこの龍には尻尾がありません
上手くはないのですが 妙な味があります
大蔵寺のサイトには「総欅の浅間造り」となっていますが う〜ん この塗料のせいでプラスチック感が漂うのは残念
外構を整備中なのでしょうか
下手うま彫り物は味があって良かったですが やっぱりあの塗料は残念でした
刺青師・龍元
121(2022.10.04)
コメント
onijiiです。
築60年とは思えぬ寂れ感ですね。
この手の顔は好みです。(笑)
地図帳に無く未訪問でした。
鹿沼方面に行く時に寄りたいと
思います。
龍の顔に妙な味わいが有りますね。
この界隈には良い彫り物がある神社が沢山ありますから、是非訪れてみてください。