令和二年七月吉日、東京都新宿区の金丸稲荷神社に参拝しました。
さすが大都会のど真ん中です。鳥居の前の道が狭くて、カメラのフレームに鳥居が収まりませんでした。
かつては花街があったであろう街並みには、今はマンションや小さな飲食店が並んでいました。
御由緒
天和三年(1683)創建
昭和二十年(1945)東京大空襲により消失
昭和二十七年(1952)近隣地に遷座奉斎
昭和五十年(1977)現地に遷座再興
御祭神 宇迦能御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
正面
扉脇板には昇り降りの龍がありました。
水引虹梁上には猿轡を嵌められた龍。
注連縄を留めているのでしょうけど。こういうのってどうかと思うんですよね。
たまに見かけますが。。。
彫り物に物を引っ掛けたり、結んだり、立て掛けたり。。。
左面
由緒書きには「昭和五十年遷座再興」となっていましたが、社殿や彫り物もこの頃製作したのでしょうか。それとも昭和二十七年奉斎の時の物を流用しているのか。
雨晒しだから、40年50年でもこれ位にはなるのかな。
右面
まだまだ状態は悪くないから、今から屋根だけでも掛ければ長持ちするんですが。
でも、じゃあお前やれよ!って言われちゃうと。。。
すみません、僕には何もできません。
裏側が公園になっていて、かろうじて社叢が残っていました。天気の日には、ちょっとした木陰が出来るんだろうな。
良い神社でした。
刺青師・龍元
156(2020.07.25)
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