令和三年一月、埼玉県本庄市の白鬚神社に参拝しました。
御祭神 猿田彦大神
御本殿右面です。
胴羽目は梅妻鶴子。う〜ん、これは酷い!これではチャボではないですか。色数とか技術の問題ではないですね。単に塗り師が知らなかっただけ。
腰羽目は唐子の蛇行遊び。
御本殿背面です。
胴羽目は韓信の股くぐり。思わず、んんっ?となってしまいます。全体的に妙です。
特にこの人、すごく変です。頭が腹の上辺りについています。で、本来頭があるべき所には猿がいます。
腰羽目は唐子の竹馬。
御本殿左面。
胴羽目は東方朔。髭や着物の袖、松の枝のなびき方から見て、嵐がやって来たようです。
『先生、あちらで西王母さまがお怒りになっていらっしゃいますが。。。』
腰羽目は唐子のツインテール。古くてごめんなさい。
左面胴羽目の東方朔だけはとても良いと思いました。
刺青師・龍元
039(2021.03.06)
コメント
onijiiです。
群馬県南部や埼玉県北部は、胴羽目が
大流行した地域のようですね。
彩色が残念な所をたまに見かけますね。
韓信の股くぐりは身を乗り出しました!
顔の大きさもアンバランス!!
不気味さはトップクラスですね!!!
強く印象に残ります。(笑)
脇の2人が肝心の韓信よりも目立ってしまってますね!
強く印象に残ります。
本庄市、伊勢崎市の辺りは、神社の密集具合は栃木県佐野市には及びませんが、数は沢山ありますね。