本新町諏訪神社

賽銭箱 長野県
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和元年十二月吉日、長野県佐久市の諏訪神社に参拝しました。

幹線道路を南に走っていると、道路の右側の田んぼの真ん中に鎮座しているのが見えてきました。

諏訪神社鳥居

拝殿には壁が無く、質素な作り。

諏訪神社社殿

可愛い手作りの賽銭箱に御賽銭を入れて参拝。ちゃんと鈴も付いています。

賽銭箱

由緒

御祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)
別名 産土諏訪神社
長野県神社庁のサイトによると、欅の年輪から推定して250年は経ているとの事

本殿北西面

気持〜ち前方に傾いでしまっています。

本殿北西面

脇障子は鹿。

北西側脇障子 鹿

上部の琵琶板には波に扇子。

北西面 妻 二重虹梁

胴羽目には波に満月。ずれてしまった痕があります。

北西面胴羽目 波に満月

本殿背面

背面には彫り物は無し。

本殿背面

本殿南東面

本殿南東面

こちらの脇障子には雄鹿がいました。

南東側脇障子 鹿

二重虹梁下の琵琶板にはこちらも波に扇子。

南東面 妻 二重虹梁

胴羽目は波に三日月でした。

南東面胴羽目 波に三ケ月

辺りには本当に何も無くて、見えるのはひたすら田んぼ。

ここには朝の8時前くらいに着いたんですけど、車の外気温計を見ると氷点下5度。

諏訪神社遠景

熱伝導の良いアルミの脚立はめちゃくちゃ冷たいし、寒くて手の感覚が麻痺してしまって、シャッターのボタンの位置を目視で毎回確かめなきゃならない程でした。

刺青師・龍元

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