埼玉県

155年前の江戸末期に建立された御本殿には太平記に取材した流麗な彫り物があります。

完成度の高い立川音吉彫りと伝わる彫り物ですが、いろいろ疑念が湧いてきました。

落ち着いた雰囲気の境内に彫り物満載の豪華な御本殿が鎮座しています。

三百年以上前に建てられた御本殿には、寂れた彩色の胴羽目がありました。

向拝と正面扉には仙人、胴羽目にはほんわかとした独特の表情の彫り物がありました。

国指定重要文化財の歓喜院貴惣門には石原常八作と言われる豪壮な霊獣と神仙の彫り物があります。

平成二十二年に修復工事を終え、平成二十四年に国宝に指定された妻沼聖天山歓喜院聖天堂。圧巻の極彩色の彫り物には圧倒されます。

覆屋の中には極彩色の御本殿がひっそりと鎮座していました。

本庄第一高校美術部の手により蘇った彩色彫刻が色鮮やかです。向拝と脇障子には彫りの深い見事な白木の彫り物がありました。

七本木神社の御本殿の他に、合祀して空き宮になった七つの旧御本殿があります。

彩色の剥落した年季の入った御本殿には日枝神社の神猿に因んだ彫り物がありました。

社号額が洒落ていて良いと思います。

胴羽目三枚と脇障子には見事な技術で彫り込まれた二十四孝に取材した見応えのある彫り物があります。

御本殿身舎三面には彩色された胴羽目彫刻がありましたが、なぜか脇障子は白木のままでした。

胴羽目には中国の武将と世捨て人、腰羽目には唐子遊びシリーズの彫り物がありました。

壮麗な胴羽目彫刻は栃木県佐野市の氷室山神社奥宮の彫り物と同じ彫師の作品だと思われます。

円熟の30歳 埜本民乃助入魂の傑作を間近に鑑賞する事ができます。

川越近辺に数々の傑作を残した短命の名工・野本民之助義明の壮麗な彫り物を見る事ができます。

川越城主太田道真が当地を開拓する際に切り崩した六つの塚に稲荷社を祀ったといい、六つの塚の稲荷社だから六塚稲荷と称したとも、六つの稲荷社を当社へ合祀したから六塚稲荷と称したとも言います。追記有り（2023.07.05）

緑青色の屋根によく映える赤い御本殿には彩色された胴羽目と脇障子がありました。