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手彫り いろいろ
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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時代の流れというか、最近はお客さんと予約の話は、メールだったりLINEやFacebookだったりする事が多くなりました。

でも、まだまだ仕事場に電話を掛けて来る人も多いです。

電話で「〇〇ですけど…」と言われて、咄嗟に誰だか分からない事が有ります。

もちろん今現在通って来ている人は、声と名前で分かるんですけど、1年も間が開いてしまっている人は咄嗟に誰だか分からない事が多いです。

手彫り

「〇〇ですけど…」と来れば、新規の人ではないのは分かります。

私も大人ですから、誰か分からなくても、それで「誰?」とは返しません。なので、しばらく手探りで話す事になります。

しばらく話して分からない時は「何やってる人ですか?」と訊きます。

「何って…建築関係ですよ…」

「いやいや、そうじゃなくてさ、絵柄の話」

突然 職業を尋ねたり普通しません。でも、こういう反応をする人 結構います。

名前と入れてる絵柄を聞けば直ぐに誰だか分かります。

10年前 20年前のお客さんでも、絵柄と入れてる場所を聞けば大抵思い出す事が出来ます。

一回で終わってしまうワンポイントだと、覚えていない事も有りますが。

なので、ご無沙汰してしまったお客さんは、「背中に額で風神雷神を入れてる〇〇ですけど…」という風に、名前の他に、入れてる絵柄と場所を言って頂けると助かります。

同じ名前の人もいますからね。

力神

新規の方は「初めて」という事を最初に伝えて頂けるとスムーズです。

それから新規の方の当日の施術は出来ません。必ず絵柄の打ち合わせをしてから、予約を入れてもらう様になります。

よろしくお願いします m(__)m

刺青師・龍元

(2020.08.06)

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