令和二年四月吉日、埼玉県深谷市楡山神社の境内社荒神社に参拝しました。
御祭神
火産霊命(ほむすびのみこと)
奥津比古命(おきつひこのみこと)
奥津比売命(おきつひめのみこと)
東向き
右面胴羽目は二十四孝から「郯子」。目の悪い両親のために鹿の皮を被って乳を搾ってたら、猟師に撃たれそうになった、という話。
背面胴羽目は二十四孝から「田真三兄弟」。親が亡くなって財産を分ける時に、庭に咲いてる花蘇芳の木も兄弟で分けようとしたら枯れてしまったので、切るのをやめたら元通りに戻った、という話。あんまり親孝行と関係ないな。
左面は二十四孝から「楊香」。父と楊香が山に入ったら虎が出て来たので、楊香が「私を食べて父を助けて」と天に祈ったら虎はどこかへ行ってしまった、という話。
脇障子。これは何でしょうね。竹に短冊と菖蒲の花、衝立に着物が掛かっている図案の様ですね。短冊や菖蒲の花は着物の図案で良くありますが。なんか意味があるのかな。
反対側も同じ。
境内社としてはかなり立派な社殿でした。
刺青師・龍元
(077)2020.04.25
コメント