日枝神社

応神天皇を抱く武内宿禰 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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新年寺社巡りに茨城県常総市の日枝神社に参拝して来ました。

日枝神社鳥居
本殿

由緒

承平元年(931)創建
明治五年(1872)現社殿再建
主祭神 大山昨命(おおやまくひのみこと)
平将門が妙見菩薩を刻納 久しく妙見神社と呼ばれた
明治維新後日枝神社に改号
彫師 後藤縫乃助
南向き

日枝神社案内板

東面

本殿東面

神功皇后 と応神天皇を抱く 武内宿禰

東面胴羽目

武内宿禰 の表情が堪りません。少々デッサンを犠牲にしていても、この表現力がこの時代の彫師の真骨頂だと思います。

応神天皇を抱く武内宿禰

背面

脇障子は二枚とも欠損。胴羽目は天岩戸。

本殿背面

陽の光が入ってしまって上手く撮れてませんでした。天気の良い日は液晶画面が確認しづらいんだよな。

背面胴羽目

西面

本殿西面

須佐之男命の八岐の大蛇退治。う〜ん、何回数えても龍の頭が七つしか見つからない。酒甕は八つあるし龍の頭も八つある筈なんだけど。

西面胴羽目

今日はここで三社目。どこも最高の彫り物ばかりで幸先が良い、と帰り支度をしていたら年配の、地元と思われる人達に遭遇。その内1人は喫煙。もしもし、境内で煙草吸っちゃダメですよ。

刺青師・龍元

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