令和七年一月中旬 茨城県日立市の伊勢神社に参拝しました。
今年はここが初詣。
御祭神 大日霊貴命
もの凄く立派な屋根の御本殿です。
入母屋破風 千鳥破風 唐破風が入り組んだ屋根。拝殿もこの形です。
拝殿は昭和に入ってから再建された様ですが 御本殿は明治後期頃の造営だそうです。
胴羽目は 堯帝に位を譲ろうと提案され 耳が穢れたと言って河で耳を洗う 許由。
その表情は少し嬉しそうです。
背面です。
胴羽目は司馬温公瓶割。
司馬光が子供の時 水の入った大瓶で遊んでいて中に落ちた友達を助ける為に 高価な大瓶を躊躇なく石で割った という話です。
なかなか芸術的な彫り物ですね。
左面です。
胴羽目は 牛に水を飲ませようと河へ行ったが 許由が河の水で耳を洗ったという事を聞いて 牛に水を飲ませずに引き返したという 巣父。
喉の渇きで 牛はもうへたばっています。
巣父も堯帝に帝の位を譲ると言われて固辞した事があるので ここで許由に負ける訳には行かなかったのだろうと推察します。
向拝中備の龍。
惚れ惚れする程に 立派な屋根です。
刺青師・龍元
001(2025.01.16)
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