令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第二十一社目 千葉県香取市の八幡神社に参拝しました。
神社の詳細は分かりませんでした。
御本殿は透き屏で囲まれています。
立派な御本殿が鎮座していました。
彩色は。。。本職の方ではないのでしょう。
脇障子は 牛を連れているので 尭帝に位を譲ると言われ拒否した 巣父だと思います。
胴羽目は 桜の木でしょうかね? 下に亀がいます。いや 鳥かも知れません。
やけに重厚な破風の奥には鳳凰と牡丹の彫り物がありました。
残念ながら 背面に大きな彫り物はありません。
左面。
こちらは鷹でしょうか?葉っぱの大きさからすると まるで雀の様ですね。南の島などに行くと鷹ほどの大きさの葉っぱもありますが まあ 芸術的表現という事なのでしょう。
脇障子は右側の巣父と対になる許由。同じく尭帝に位を譲ると言われ拒否しましたが 耳が穢れたといって滝で耳を洗います。ひどく嫌味な人間だと思います。
妻飾りは こちらも鳳凰と牡丹。もしかしたら鸞かも知れません。
綺麗に手入れがされていました。これからも大事に受け継いでいかれる事をお祈り致します。
刺青師・龍元
022(2024.03.03)
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