令和五年 新年寺社彫刻巡礼の旅三日目 茨城県大子町の関戸神社に参拝しました
大同元年(806)創建
御祭神 天津彦根命
拝殿正面の千鳥破風には鷹の彫り物がありました
裏へ廻ると ガーン‼︎ 御本殿覆屋にはアクリル板のような物が。。。
下の格子の隙間から覗くと 上には板が張られていて これが御本殿の部屋の床になる様です
胴羽目探求道 険しい道が続きますが 挫けずに如意棒を使います
あまり良い写りではありませんが 何とか中の様子が伺えます
胴羽目は亀仙人の盧敖
背面もこの通り
いくらか透明度が高いです
さて この人たちは誰?
似た感じの絵があります こちらは伯夷と叔斉と言う儒教の聖人で この話では蕨を入れた籠などが重要な鍵になりますが 胴羽目には小道具が何も無いので断定はできませんね
左面です
こちらは鶴仙人の 費長房
アクリルにしろポリカにしろ 建設当初は透明だったのでしょう 太陽光で段々と不透明になって来るのは仕方の無い事 中が見えただけでもラッキーです
刺青師・龍元
019(2023.02.10)
コメント
こちらも高難度な覆屋ですね、悪戦苦闘している姿を想像します。彫刻巡りをしていて、ほぼ参拝客に会うことはないので、良いですが?参拝客が多い神社だったら、不審者で通報されてしまいますね(笑)、彫刻撮影中って腕章を作って付けておこうかなぁなんて思ったりもしています(笑)
人がいる所で如意棒とか脚立は使いにくいですね。何年か前にお寺で脚立を担いでいたら、お坊さんに誰何されました。
腕章は良いアイデアかも知れませんね。