令和三年八月、長野県佐久市の諏訪神社に参拝しました。
小雨の降る参道が良い雰囲気。長野県は参道の良い神社が多い様な気がします。
社殿が見えて来ました。
創建年不詳
文化二年(1805)本殿造営
御祭神 滝ノ宮大明神 建御名方命 事代主命
珍しい事に周囲をぐるりと堀が廻らされています。まるで城。
しかも御本殿覆屋には綱が掛けられています。
今までも色々な複合バリアを突破して来ましたが、綱+堀は初めて。なかなかの難敵でした。
胴羽目は迫力のある獏です。
蝦虹梁の龍。
妻飾りにも龍。
尾垂木のウニョウニョとした物は蜃という事で良いのでしょうか。今まであまり気にした事は無いのですが、たまに見るような気がします。
左面胴羽目は亀でした。
背面。背後の地面は高くなっていて堀の幅が少し広く、万が一堀に転落してしまうと間違いなく怪我をすると思ったので、ズームレンズに換えて無理せず離れた所からマニュアルフォーカスで撮影。
ニ間社なので、胴羽目が二枚。左側の胴羽目は竹林に鶴が二羽。
右側の胴羽目は松に鶴。
右側蝦虹梁の龍のアップ。
桁隠しには鳥。これは山鵲でしょうか?
拝殿から覗いた、御本殿正面右側の小脇板。梅の木の様ですね。
実を言うと屋根には鬼面があったのですが、雨が強くなって来た事もあり写真を撮るのを忘れてしまいました。
いつもの手順通りに行かない神社だと、つい何かを撮り忘れてしまいます。
刺青師・龍元
105(2021.09.02)
コメント
onijiiです。
大変お疲れ様でした。これは難敵だったですね。
写真を見ながら笑ってしまいました。
大事に守られてますねえ。
数えきれないほど回ってますが、堀がある神社
に遭遇したことはありません。(笑)
鬼面の有無が分かっただけでありがたいです。
これからもよろしくお願いします。
難敵である程燃えますね。
堀の水位自体は浅いので、脚立を突っ込んでしまえば何という事もないんでしょうが、さすがに神社でそれは出来ませんね。
鬼面は高い所にあるので、つい後回しにして忘れてしまいます。
この次の神社では忘れずに撮りました。
お楽しみに♪