亀甲・網代・毘沙門亀甲 [椿山稲荷神社境内社] 茨城県

向拝の龍 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和七年一月中旬 茨城県小美玉市の椿山稲荷神社に参拝しました。

稲荷神社鳥居

永禄二年(1559)創建

稲荷神社

御本殿は かなり傷んでます。

稲荷神社御本殿

境内は綺麗にされているので 放ったらかしという訳ではないのでしょう。

稲荷神社御本殿

ここのお目当ては境内社。社号は分かりません。

稲荷神社境内社

向拝中備は龍です。

向拝の龍

脇障子は新しめの感じの板。彫刻はありません。

稲荷神社境内社

胴羽目彫刻は亀甲紋様の地紋彫り。

胴羽目 地紋彫り

腰羽目にも地紋彫り。

腰羽目 地紋彫り

背面です。

稲荷神社境内社

背面胴羽目は網代紋様の中に亀甲と毘沙門亀甲の地紋彫り。

胴羽目 地紋彫り

左面です。

稲荷神社境内社

腰羽目。

腰羽目 地紋彫り

胴羽目。

胴羽目 地紋彫り

こちらの脇障子も修繕された様な感じですね。

稲荷神社境内社

地紋彫りをつぶさに見ていると 目がチラチラチカチカしてしまいます。

刺青師・龍元

009(2025.02.04)

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