令和二年三月吉日、栃木県佐野市の天満宮に参拝しました。
山を背になかなか良い雰囲気です。東向き。
拝殿もそうでしたが、御本殿はあっさりとした作り。年季が入ってます。
右面胴羽目は鷹と猿。
背面胴羽目には鉈を持った武人。その後ろには中国の役人風の人が二人。大分、傷みが激しいです。
左面胴羽目は人物が三人。遠近法を無視した芸術的表現なのか、右側の人が大きい人なのか、あまり大きい彫り物に慣れてない人が彫ったのか。
遠景。
古い神社でしたが、全体的に泥汚れがひどく、特に背面の傷みが激しいです。背後の山から雨水泥水が吹き込むのでしょうか。
刺青師・龍元
053(2020.04.01)
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