令和二年三月吉日、栃木県佐野市の三騎神社に参拝しました。
宮司さんの家でしょうか、人の家の庭先を通る感じで鳥居があります。
真っ赤に塗られた社殿が眩しいです。境内はすごく綺麗。毎日手入れをされているのでしょう。
御由緒
天正五年(1590)再建
御祭神 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
南向き
御本殿
東面。
胴羽目は白馬二頭。白馬というのは何か謂れがあるんですかね。それとも塗った人の独創なのかな。左上にあるのは三日月でしょうか。
妻には力神がいました。なんとも可愛らしい。「殴ったね!親父にも殴られた事無いのに!」
背面。
「猿を掴んで飛ぶ鷲」の構図を解説して、あれは崖から落ちた猿を鷲が助けているのだ、というのを読んだ事がありますが、これは明らかに狙っている様に見えますね。
西面。
「紅葉に鹿」
こちらの妻でも何ともユーモラスな力神が凄んでみせていました。「知らざぁ、言って聞かせやしょう!」白波五人男・弁天小僧菊之助みたい。
このあたりは本当に力神率が高いです。
刺青師・龍元
055(2020.04.05)
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