令和四年七月中旬 栃木県佐野市の満願寺に参詣しました
ここのお目当ては境内社の満願辯才天 満願寺の入り口を入ってすぐ左の目立たない所にあります
彩色は最近塗り替えた様で鮮やか
胴羽目には女神が彫られていますが これは弁天様という事で良いのでしょうか? 弁天様は普通琵琶を持っていますが これは水瓶の様な物を持っています
場末のスナックのママっぽい感じの厚化粧ですが 手を見るとアフリカ系かインド系の人の様です そうか 弁天様は元々サラスヴァティというインドの神様でしたね
脇障子はありませんでした
背面胴羽目は李白観瀑でしょうか
口をとんがらして とぼけた顔の李白
に対して
やけに貫禄のある童子 涙袋がすごい事になってます
左面です
これは 鶴がいない林和靖って事は。。。ある筈がないですね 何でしょう?
横の童子は金髪なのか? それともバンダナ巻いているのか?
厚塗りだからか 所々ヒビが入ってしまってます
末永く大事にされる事を祈ります
刺青師・龍元
103(2022.08.18)
コメント
onijiiです。
彩色は難しいですね。
専門家に任せた方が・・・。(笑)
もう下地の木の形が潰れる位厚塗りですからね。雨晒しの割に綺麗ですから、こまめに掃除されているのでしょう。これはこれで大事にされているみたいですね。