令和四年五月上旬、東京都大田区の御嶽神社に参拝しました。
ここは彫り物がとても充実していたので、2回に分けます。今回は拝殿と水行堂です。
拝殿
天文4年(1535)創建
天保2年(1831)現社殿建立
社殿彫師 藤原篤意 (大田区のサイトによると「藤原あつおき」)
兎ノ毛通しの鳳凰と向拝中備の松鷹。
向拝木鼻の龍です。
御本殿脇の案内板には「社殿周囲の木彫りは藤原篤意作」となっていたので、拝殿の彫り物も藤原篤意作の様に読めます。
水行堂
境内には水行堂がありました。水行堂とは文字通り水行をして身を清める所です。神社では割と珍しいみたいです。
1867年頃の建立 登録有形文化財(建造物)
虹梁上には見事な龍の彫り物がありました。
御本殿拝殿建立より36年後の建立なので、彫師は別の人なのだと思います。
こちら↓は同じく大田区の牛頭天王堂の木鼻の龍。稲葉音治良・信重(稲葉音治良信重という人なのか、稲葉音治良と稲葉信重の2人なのかは分かりませんでした)の作らしいですが、良く似ていると思います。
木鼻の亀も素晴らしい出来です。
グーグルマップではここの前に参拝した御園神社から自転車で約20分、環八を真っ直ぐ行って新幹線を越えたら直ぐにポートが有る筈でしたが、新幹線は道路の下を走っていて、気が付いた時にはだいぶ通り過ぎてしまってました。
ドコモバイクシェアリングは1,650円で丸1日借りられるのですが、電チャリなのでバッテリーを気にせずストロングモードで楽々走れる様に、神社毎にいちいちポートに返して乗り換えながら走りました。
それより何より都内では、自転車を下手な所に停めて置くと行政に持って行かれて、3,000円位の保管料を取られます。なので、ポートに停めるのが安心です。神社までは徒歩2分。
御嶽神社の隣にはスーパーが有って、私が行った時はちょうど自転車狩りのトラックが来てました。都内はオートバイも駐禁の切符切られるし、やっぱりこの方法が1番。
かな?
次回は御本殿を紹介します。
刺青師・龍元
065-01(2022.05.14)
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