令和六年八月上旬 群馬県片品村の蚕稲荷神社に参拝しました。
車で進むのが不安になる様な道です。
鳥居に辿り着きました。
何十匹ものアブが車にバチバチ体当たりしてきます。
アブも恐いですが 車がスタックするのはもっと恐いので 鳥居のそばに車を停めて 歩いて登っていく事にします。
歩くこと4〜500メートル 石標を見つけました。
ここから更に と言ってもほんの4〜5分ですが 山道を登り やっと辿り着きました。
グーグルマップには 針山岩屋観音 (穴観音と蚕稲荷)と載っていて 稲荷神社の裏に穴観音がある様です。
御本殿覆屋側面に窓は無く 上部に格子状の開口部があったので スマホ+自撮り棒で撮影。
中は真っ暗でしたが 明るさを補正してみると 胴羽目には彫り物がある様です。
二十四孝の楊香の様にも見えますが 肝心の虎がいないので 違うでしょう。
〜追記(2024.08.29)一魁斎さんに写真を提供していただきました。詳しくはコメント欄をご覧ください。
追記終わり〜
背面には窓がありましたが 社殿の背後は岩穴なので 非常に暗いです。なので オートフォーカスが使えず 懐中電灯+マニュアルフォーカス。僕の腕は2本しか無いので非常に苦労しました。懐中電灯を固定する何かを考えなくては。。。腕が3本あればなぁ。。。
釣竿と魚籠を持った人と 額に手を当てている人。
泣いているのでしょうか。 まあ遠くを眺めている様には見えませんね。
右面には司馬温公瓶割と思われる胴羽目がありました。
本当はもっと時間を掛けて じっくり撮りたかったのですが これからという時に 雷鳴が近づいて来ました。覆屋は半分岩屋の中にあるので 反響が物凄いです。急いで店仕舞いをして車に戻り 山を降りました。
最近のゲリラ豪雨は凄いですからね。
刺青師・龍元
074(2024.08.28)
コメント
ご参拝お疲れ様でした。
早々の撤収となりまして残念ですね。
なお、自分が参拝しました際は左側面は開口部が大きく割と撮影しやすい状態でしたが、翌年の5月には祭礼もあったと思われますので、その前後に補修されてしまったのかもしれません。
とりあえず、参拝時に撮影しました左側面の写真を下記のアップローダーに上げておきましたので、参考までに御覧いただけましたら幸いです。https://downloadx.getuploader.com/g/drrr08138/187/IMG_0625.jpeg
一魁斎さん おはようございます
写真ありがとうございます。画像を使わせていただきます。
それにしてもこれは一体何でしょうね。
当方の画像を御使用くださり有難うございます!
背面の彫り物の人物は老け面ではありますが左側は唐子の髪型ですし、左側面も唐子なので、もしかしたら3面全部で司馬温公の甕割りかもしれませんですね。
余談ながら自分の参拝時は社殿の右側の引き戸が普通に開けられる状態でしたので中に入ってお参りしましたが、社号額も割合に立派でした。https://uploader.purinka.work/src/40203.jpeg
何でもタイミングですね。
覆屋が新設されたり改修されたりして、御本殿が拝観できなくなっている事はままあります。
ここは完全に見えなくなっていた訳ではないので、まだ幸運だったと思わなければいけませんね。
社号額の写真ありがとうございます。
胴羽目が続き物の可能性はありますね。気長に元絵を探してみます。