令和二年6月、埼玉県草加市の瀬崎浅間神社に参拝しました。
結構車通りの激しい通り端に祀られています。
裏が公園になっていて、恐る恐る車で進入すると、地元の人たちも公園内の各々好きな所に駐車しているみたいでした。
御由緒
創建年代不詳
明暦年間(1655〜57)現地に遷座
天保十三年(1842)社殿改築
明治四十年(1907)近隣数社合祀
御祭神 木花咲耶姫命
御本殿
御本殿は目の粗い金網に守られています。
胴羽目
まず、左面から。草加神社もそうでしたが、側面は4つに分割されていました。
これは草書の達人の「張旭」でしょうか?
背面。
外野の人が斧の柄に寄り掛かっている様に見えるので、これは「仙人の烏鷺」だと思います。
右面。
う〜ん何だろな。最初は三面で琴碁書画なのかなと思いましたが、弾琴図が無いので、これはこれで何か意味があるのだと思います。いきなりここで三国志は無いでしょうから、多分、仙人系。
脇障子
左側脇障子。龍と琴があるのでこれは「玉巵弾琴」でしょう。
最近、勝手に「麒麟と仙女」は西王母の次に偉い「上元夫人」という事にしています。
妻飾り
二重虹梁の間には龍。大瓶束には獅噛。一角の獅噛は珍しいと思います。
はっきりした事は言えませんが、近所の草加神社の彫り物に作風がそっくりな様に思いますね。
刺青師・龍元
120(2020.06.10)
コメント
onijiiです。
獅噛毎度ありがとうございます(笑)
御覧頂き毎度ありがとうございます(笑)