令和八年一月下旬 栃木県佐野市の今宮神社に参拝しました。

こちらのお目当ては境内社の天照皇大神。

境内社なので 御由緒など詳細については分かりませんでした。

鑑賞するには 手頃な大きさの御本殿です。

縁取りを大きめに取った胴羽目です。

これは他所で彫った胴羽目を運んで来て 現地で寸法合わせする場合によく取られる方法だそうです。もしかしたら 後付けなのかも知れません。

杖の様な長物を肩に担いだ 仙人っぽい人。

この長尺物は 最初は箒だと思いましたが ただの棒の様にも見えます。

一体 どちら様?

力が抜けていてリラックスしている姿は 仙人をよく表していると思います。

さぞかし腕の良い彫師の仕事なのでしょう。


背面です。

胴羽目は 松竹梅。


左面。

こちらの胴羽目も仙人っぽい人。

牛がいないので騎牛帰家ではないと思います。

「笛吹童子」で検索すると 1950年代に人気を博した冒険時代劇「新諸国物語」が引っ掛かりますが 関係なさそうです。

「笛吹仙人」で検索すると 八仙の一 韓湘子 が引っ掛かりました。

韓湘子とは 笛を吹く若者の姿で描かれる事が多く 植物の成長を瞬時に操る不思議な術を使うそうです。

笛吹仙人は 千葉県横芝光町の大宮神社↓で見掛けました。覚えている限り ここで二社目。珍画題ですね。

右胴羽目の 棒を担いだ人は 多分初めましてなので 当然に激珍画題です。

木鼻も良い感じでした。




珍彫物・激珍彫物に出会えたのは嬉しいですが 画題が分からないとモヤモヤします。
刺青師・龍元
027(2026.05.06)

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