令和七年九月上旬 長野県佐久市の長慶寺に参詣しました。
お目当ては社号不明の境内社。鳥居の扁額にも社号はありませんでした。

あまり 人が参拝している形跡はありません。

中は物置状態ですね。

火焔宝珠と置いてある狐から推して 稲荷だと思われます。

覆屋左側の隙間から。

胴羽目は波に三日月です。というか 単に塗り分けてあるだけなので 彫師は満月かお天道さまのつもりで彫ったかも知れません。

右斜め前から見ると 妻飾りの辺りに何か大きな彫刻の様な物があります。

拡大して見ると ドヒャー! ススメバチの巣でした。

覆屋右側には倉庫があって 右正面に回る事はできませんでしたが こちらも左側と構図はほぼ同じ。波に月かお天道さまかどちらかでしょう。

背面にはそれ程高くないブロック塀があり その後ろは駐車場になっていたので 覆屋の壁の隙間から御本殿背面を確認する事が出来たはずですが この時は思い至りませんでした。
刺青師・龍元
071(2025.11.25)

コメント
物置状態ですが、置かれている物は、社殿の廃材?彫刻が彫られていますね。
そうみたいですね。
境内をくまなく探した訳ではないですが、パッと見て彫刻があった様な建物は他に無かったので、完全に解体されてしまったのでしょうね。