令和七年四月下旬 神奈川県横浜市の五霊社に参拝しました。

天保五年 (1834)中宮改建
御祭神 鎌倉権五郎景政

御本殿覆屋の左右側面には 粗目金網が張られた格子窓がありました。

御本殿右面
建物の構造上 採光は悪くない筈ですが ここに着いたのは午後4時半 時間的に中は少し暗め。

胴羽目は高砂です。

高砂の松と住吉の松は 遠く離れていても相生の松と呼ばれ 夫婦和合の象徴です。

老夫婦は 自分たちが相生の松の精だと告げると 小船に乗り沖へと姿を消して行きました。

おめでたい図柄で 鶴亀がいる事が多いです。この亀には耳があるので 霊亀という事になります。

御本殿背面
御本殿背面に 大きな彫物はありませんでした。

御本殿左面

胴羽目は 昔ばなしでお馴染みの 浦島太郎。

亀を助けた浦島太郎 龍宮城に招かれます。

帰りに貰った玉手箱を開けてびっくり 700年の時が過ぎていました。

この亀も耳ありの霊亀。

皆さんも 耳ありの亀を見たら大事にしましょう。
刺青師・龍元
056(2025.08.16)
コメント