令和四年七月下旬 群馬県渋川市の快中山宗玄寺に参詣しました
立派な仁王門があります
阿!
吽!
ここのお目当ては十一面観音堂
寛政十年(1798)造営
明治三十一年(1898)現在地に移築
彫師 星野幸右衛門
兎ノ毛通しには鳳凰 その上にはヨーロッパ人が忌避するシンボル 世界中で太古の昔から 神聖な力を宿すシンボルとして使われて来ました
中備は龍
年季の入った彫り物の数々で飾られています
扉の左脇 これは牡丹に雉でしょうか?
その上の欄間 これは鷹でしょうね
扉上には馬の彫り物がありました
右上の欄間の鷹は 今まさに飛び上ろうとしている所 もしくは留まって羽根を畳もうとしている所
扉の右脇の窓 もしかして錦鶏なのかな?
お堂の身舎にぐるりと彫刻された欄間が巡らされています
私は回廊に上がらせてもらう為にスリッパを常備していますが ここは見るからに古くて 床を踏み抜きそうだったのでやめておきました
波板の外側から
鯉の滝登り
背面欄間には 梟らしき鳥がいました
胴羽目はバラバラになったパーツが重なっていたりしてます
元々どの様になっていたのか分からなくなってしまっている様ですね
欄間は全部 鳥の様です
鳥は難しいんですよね
刺青師・龍元
108(2022.08.27)
コメント
onijiiです。
どれも躍動感がありますね。
活き活きしてて、素晴らしいですね。
群馬県は好物が多数あるので、とても
魅力的な県です。
遠いので中々足がむきませんが、色々
とチェックだけしてます。(笑)
お寺は動物系か、当然ですが仏教説話が多いですね。
私としては日本神話や古典が好みです。
遠い所はなるべく溜めて一気に行きたいですね〜。