令和四年五月中旬 千葉県大網白里市の宮谷八幡神社に参拝しました
長享2年(1488)遷座
永禄4年(1561)再建
享保年間(1716-36)現社殿再建と考えられる
御祭神 誉田別命
裏には本社の御本殿と境内社が二社 計三社の御本殿が鎮座します
春日大神
記憶に新しい令和元年の台風では 社殿が土台から外れて傾いてしまったらしいですが 綺麗に直ってました
修繕資金の一部をクラウドファンディングで集めたそうです
左面胴羽目は地紋彫りに卍紋 脇障子は松に鶴 でした
右面胴羽目も地紋彫りに卍紋 脇障子は鹿と寿老人
宮谷八幡神社
真ん中に鎮座するのは本社の御本殿
胴羽目はありませんでしたが 二重虹梁上には力神さまが鎮座していました
二重虹梁間には唐獅子がありました
天照皇大神
変な所に屋根を支える柱がありますが 廻縁に埋め込んであるので 元々この様な造りなのだと思います
他所でも見た事があるので ただの思い付きで柱がこうなった訳ではないのだと思いますが 胴羽目が見づらい。。。
「小僧!沓を落とした 拾って来い」と黄石公
(ブッ飛ばしたろか この糞ジジイ でも只者じゃなさそうだ)「ハイどうぞ‼︎」と張良
張良の心を知ってか知らずか黄石公は 「小僧 五日後にまた来い!」 と去っていくのでした
背面胴羽目は鳳凰です
右面 真横から見ると こんな感じです
こう斜めから見て ああ これは高砂だな と思いました
てっきり尉だと思ったのですが 長髪です じゃあこれは媼かな
あれれ?こちらも長髪 いや いいんです 男が長髪でも。。。 でもこれは亀も鶴も居ないし もしかしたら 高砂ではないのかな?
視線を感じたので 上を見ると
おお!なんと恐ろしい
胸筋や 二の腕のバッテン筋肉が 逞しいです
左側にはさらに 凶悪な 力神さまが
そのお顔の キズは
白刃の下をくぐって来た 証でしょうか
参りました
刺青師・龍元
075(2022.06.02)
コメント
胴羽目彫刻を見るには柱が邪魔ですが、こういう構造『造り』が有るのですね。
これだけ柱が近いと、広角レンズでも無理ですね・・・、で、魚眼レンズを検討していますが、撮れたとしても魚眼の画像は嫌いなので、魚眼の画像を通常の画に編集できるソフトがあるのかなぁ?と探していますが、気合を入れて探していないので、まだ辿り着いておりません。魚眼レンズで撮って、通常画像に変換できるソフトが有ったら、広角レンズよりも被写体に近づけますね。
なるほど魚眼レンズの画像を通常に戻すソフトですか。魚眼レンズ風に撮るソフトが有るのですから、その逆が有ってもおかしくないですね。
広角レンズの事はすっかり忘れていました。こういう時の為に買ったのに。試してみれば良かったです。
実は先々月iPhoneを新しくしたのですが、カメラの広角が超超広角で手軽に使えるので、今では遠景を撮る時は主にiPhoneを使ってます(泣)ただ、色味があざといと言うか、綺麗なんですけど嘘っぽくて好きになれないんですよね。なので色味をイジったりしてます。
onijiiです。
以前ピンポイントで訪問しました。
この柱は彫刻愛好家泣かせですね。
何社か遭遇したことがあります。(笑)
境内社にも力神がいて、大喜びしました。
アップにすると、怖さが増しますね。(笑)
この柱には彫師もガッカリしたんではないですかね。
ここの力神さまは最恐ですね。色々な角度からシビれました。