新しい手彫りの刺し棒

手彫り刺し棒 刺青道具

彫師歴二十余年。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本伝統刺青・和彫りとは古来より連綿と日本に伝わる生きた芸術です。伝統を受け継ぎ、研鑽し、さらに発展させて後世に伝えていく事を目標にしています。古来伝統の手法である手彫りの刺青に興味を持っていただければ幸いです。

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手彫り刺し棒が完成しました。今回のは竹製で、中国江南地方原産の孟宗竹です。竹の微妙なしなりが良いです。

デザインは私の護り本尊の大日如来の真言。

手彫り刺し棒

横から見たところ。握りやすい様に少し炙って曲げてあります。

手彫り刺し棒

こちらは大日如来の梵字を一つ。

手彫り刺し棒

これは適当に色々な色をまだらに置いて、研ぎ出した物。

手彫り刺し棒

こちらはスジ用の刺し棒。箔を張って「透」を塗ってあります。

手彫り刺し棒

昔はこの刺し棒に直接針を括り付けていたそうですが、不衛生なので、今は先端部分にプラスチック製の袋を被せて、刺し棒全体にプラスチックフィルムを巻きます。

手彫り刺し棒

さらに、使い捨てグローブの指先部分を切った物を刺し棒の先端に被せます。

手彫り刺し棒

その上に滅菌済みの針を置いて、糸で括り付けます。もちろん針は一回ごとに使い捨てです。

手彫り刺し棒

終わった後は針を廃棄して、刺し棒は消毒液で拭掃します。

この様に、刺し棒と針が接触する事は無いので、衛生的です。

刺青師・龍元

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