唐獅子

東北地方

牛鬼と二十四孝と七賢と力神 [丹内山神社 其の一] 岩手県

この建造物の特徴として、正・側面の外壁一面に中国の古事や古事記・万葉風の彫刻、脇障子は唐獅子と牡丹が彫刻されている。県内の社寺建造物の内では彫刻装飾優位の建物で、平成二年五月に県指定有形文化財(建造物)となっている。(現地案内板より抜粋)
東北地方

独特なタッチで彫られた胴羽目彫刻 [興田神社 其の二 御本殿] 岩手県

二十四孝から題材が取られた見事な4点の胴羽目は、独特なタッチで彫られていて、拝殿の彫刻とともに一軒の価値ありです。
神社仏閣

鳥籠に囚われた岸亦八 [大蓮院正覚寺山門] 群馬県

道路側と本堂側・妻側には愛好家泣かせの鳥籠がはまっていますが、内側の冠木上の彫り物には網が掛かっておらず、岸亦八の流麗な彫り物を存分に堪能する事ができます。
神社仏閣

画題不明の欄間彫刻 [智徳寺観音堂] 群馬県

県指定重要文化財にもなっている、快覚彫の十一面観音像が有名の様ですが、今回注目したいのは堂宇扉上の2点の欄間彫刻。他に向拝にも見事な子引き龍と亀に乗った仙人の彫り物があります。
神社仏閣

源太郎の龍宮玉取姫 [町田坊観音堂 其の一] 群馬県

向拝に置かれた 躍動感のある見事な龍宮玉取姫の彫り物は、さまざまな角度から見応えがあります。
神社仏閣

われわれ日本人には少し恐怖を覚える [飛川神社 其の一] 山梨県

 平成十七年八月東京芝浦工業大学渡辺教授以下五名で実測調査が行われました。彫刻については「あまりにも多く、余白がなく、われわれ日本人には少し恐怖を覚えるのも確かである。」と言う言葉で文を結んであります。  本殿周囲を飾る彫刻は当時宮系彫刻の第一人者である後藤功祐が大部分を手がけております。(案内板より抜粋)
神社仏閣

一仙斎信秀の彫り物 [馬頭天満大自在天神] 山梨県

車一台の幅でガードレールも無い様な道。 舗装されてはいましたが 前日の雨で落ち葉や土砂の溜まった ぬかるんだ道でした。坂道でスリップする度にヒヤッとしましたが このヒリヒリ感が堪らない道中でした。 追記あり(2024.08.02) (2024.08.05)(2024.08.06)
神社仏閣

文化財的価値のある歴史的建造物 [井堤神社] 群馬県

老朽化のために改築が検討されていたそうですが、文化財的価値のある歴史的建造物だという事が専門家の調査で明らかになり、改修して大切に保存する方向で協議を始めたそうです。
神社仏閣

力神さまが護る社 [八坂神社] 埼玉県

誰かにスライスされてしまったかの様に見える彫刻が気になる神社です。
神社仏閣

後藤義光作の優美な彫刻で飾られた社殿 [山下家の諏訪神社 幸手市郷土資料館] 埼玉県

これ以上は無い位に立派な覆屋で、人の管理もあり、すぐ間近で鑑賞する事も出来ます。こんな感じで末長く保って貰えれば良いのかも知れないと思いました。
神社仏閣

鑑賞難易度が非常に高い社殿 [鷲香取神社] 茨城県

透き塀の中にある覆屋が柵にになっているので、寺社彫刻探求道最終奥義を使わないと鑑賞が難しい神社です。
神社仏閣

左右面は外から窺う事が困難 [富士浅間神社] 埼玉県

右面には中国古典劇目から題材を取った収周倉、左面には金龍周武王を護る、背面には蕭史と弄玉を表した胴羽目がありますが、右面左面は外から窺う事は困難です。
神社仏閣

十二支の他 唐獅子や猫など [滝宮神社] 埼玉県

絵画や彫刻 歌舞伎など 日本の伝統芸術では獅子には必ず牡丹です。刺青で唐獅子に紅葉を合わせたら 彫師の無知が笑われる事になります。
栃木県

龍と鯉と猿と鷹と亀 [神明宮] 栃木県

令和六年二月中旬 栃木県足利市の神明宮に参拝しました。 弘治二年(1556)創立御祭神 大日孁命 豊受姫命 拝殿向拝には古い彫り物があります。 向拝中備には龍。 元は彩色されていた様ですが 今はすっかり剥落して 微かに白い胡粉が残っています。 唐破風下のこの彫り物は 菊と ...
栃木県

市内に五つある八雲神社の一つ [通五丁目八雲神社] 栃木県

賽銭箱は門の横にあり 門は閉まっていて 社殿には近づけません。 社殿を囲む玉垣の中に 更に御本殿を囲む玉垣があり 御本殿には鉄骨の立派な屋根が架けてあります。水引虹梁の上に彫り物は無く、木鼻は獅子と獏、扉には龍、扉脇板には上り下りの龍があります。
神社仏閣

日光東照宮の宮大工の作といわれる [二石稲荷神社] 栃木県

鈴がなければ 神社とは気が付かない様な作りの社殿です。 が 中を覗いてビックリ。向拝側面にも胴羽目をつけた 立派な御本殿が鎮座していました。
神社仏閣

足利義兼が勧請したと伝わる [菅東山出世稲荷神社] 栃木県

令和六年二月中旬 栃木県足利市の菅東山出世稲荷神社に参拝しました。 正治元年(1199)勧請御祭神 倉稲魂命うかのみたまのみこと 御本殿側に廻ります。 なんと 胴羽目彫刻ではなく画です。 というのは知ってて来ました。 これは神功皇后の「腋盾...
神社仏閣

玉井の名工・飯田和泉 [常泉寺観音堂] 埼玉県

令和六年一月中旬 埼玉県秩父市の常泉寺に参詣しました。 ここのお目当ては境内にある観音堂。でも胴羽目の様な大きな彫り物はありません。 明治三年(1870)に神仏分離で 秩父神社境内の薬師堂をこちらに移築したそうです。 兎ノ毛通の鳳凰。 唐破...
神社仏閣

二十四孝に取材した彫り物 [水神社] 千葉県

令和六年新年寺社彫刻巡礼の旅最後の神社。二十四孝に取材した見事な胴羽目や脇障子が参拝者を唸らせます。
神社仏閣

左右胴羽目は唐物 [天神社] 千葉県

新年寺社彫刻巡り 第二十六社目。空振りを入れると二十九社目。集中力も限界に近づいて来ています。