令和五年四月上旬 群馬県沼田市の大國神社に参拝しました。
久々に拝殿がある神社です。所在地は沼田市ですが 地図で見ると片品村に集中する彫刻のある神社群の一つ。
立派な御本殿がありました。
左側脇障子。波があって下部に亀がいるのかと思いましたが。。。
亀と思った物はただの岩。人物は手に何か柄の様な物を握っています。これは釣竿が折れてしまったのかな?という事で 太公望かな?と思います。
右側脇障子。これでは左右で対にならない???のですが 猩々だと思います。写真を撮っている時は 瓶の左に鶴がいる様に見えて 左右で鶴亀仙人だなぁと思ってました。
裏へ廻ります。
胴羽目がありました。
竹林の中で談笑する人物が二人。
着物の柄など 精緻な彩色がわずかに残っています。
胴羽目の上には松の木の蟇股 その上に菊水 波 瑞雲に鶴の彫り物があります。
背面に廻ります。
こちらも竹林。巻物を広げて談笑する三人の人物です。
左面です。
二重虹梁周りは右面と同じ。
胴羽目は竹林を歩く人物二人。胴羽目三面で計七人の人物なので これは竹林の七賢人でしょう。
胴羽目は目視できず 脇障子もマサイ族出身とかでない限り ズームレンズを通してしか鑑賞できないでしょう。鑑賞難易度はかなり高めです。
刺青師・龍元
056(2023.05.12)
コメント
綺麗に撮れていますね!! かなり時間を要したのではないでしょうか?お疲れさまでした。
窓が高く脚立を使っても届かないので、私は諦めました。
錺さん お早う御座います。
ここは如意棒を使いました。半分くらいはピンボケになってしまいましたね。カメラを斜めに構えると外の景色がガラスに写り込んでしまうので、黒レフ版使用です。