1日からアメリカ・ポートランドの彫鈴が来ています。去年も今頃来ていました。よっぽど正月が気に入った様です。
お伊勢参り
普段から仕事の合間を縫って色々な神社仏閣を廻っているのですが、水曜日に念願の伊勢に鈴右衛門と2人で一泊旅行に行ってきました。一生に一度はお伊勢参りなんて言いますから。
お伊勢参りとはお陰参りともいうそうで、江戸時代には爆発的な流行が何回かあったそうですね。抜け参りといって、奉公人が仕事を勝手に休んでお参りしても、お札やお守りを証拠として持ち帰ればお咎めなしなんて事もあったそうです。
御祭神
皇大神宮(内宮 ないくう)御祭神:天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)
豊受大神宮(外宮 げくう)御祭神:豊受大御神(とようけのおおみかみ)
伊勢神宮は外宮と内宮に分かれていて、外宮は豊受大御神、内宮には皇室の氏神である天照坐皇大御神が祀られています。正式名称は「神宮」。
神社はどこもそうですが、御神体というか寺のご本尊様の様な物は無く、建物の中は基本的に何もありません。特に伊勢神宮は質素で彫刻も無く、おまけに定期的に建て替えているので年季の入った感じもありません。まさに神棚の大きい版といった感じ。内宮も外宮も見た目はあまり違いません。
外宮

内宮


伊勢には三時頃着いたので、夕方に外宮に行って内宮には次の日の午前中に行きました。外宮に行った時は夕方、内宮に行った時は小雨がぱらついていたからか、辺りには人影もまばらで、街も寂れた感じに見えましたね。
素泊まりだったので仲居さんが
「今日は定休日のお店が多いんですけど…」
と言いながら、申し訳なさそうにお食事どころの地図をくれました。
外宮から帰って来てから一風呂浴びて夜の街に繰り出しましたが、ほとんど人出はなく、参道沿いのポツポツ開いている食事どころも、覗いてみるとお客がおらず給仕の人にガン見されてとても入りづらい。旅先では地元の物を食べる様に心掛けているのですが結局、駅前の地元の会社員なんかで賑わう庄屋に入ってしまいました。
なので、帰りには名古屋でひつまぶしを食べて来ました。
刺青師・龍元
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