令和七年一月下旬 長野県佐久穂町の諏訪社に参拝しました。

創建年不詳。

立派な御本殿が鎮座しています。

正面扉脇は鶴と亀の彫り物。

左側脇障子は麒麟です。

右側脇障子は鳳凰。

御本殿は覆屋で護られています。

御本殿は 少し組物が使われてはいますが この辺りでよく見かける 縁下が簡素な形式。

前からは見えませんでしたが 向拝中備には松に鷹がありました。

海老虹梁の龍。

この龍もこの辺りでよく見かけます。


胴羽目は波に鶴です。

鶴に付き物の松も竹もありません。

残念ながら背面に彫り物はありませんでした。

左面です。

こちらも胴羽目は波に鶴。岩場に立っている様に見えます。

鶴の頭はスライスされちゃっているのかな?

海老虹梁の龍です。

こちらは吽形ですね。

左側から見た向拝中備。

胴羽目が鳥で 海老虹梁に龍。東信の神社の典型的な特徴を備えた神社でした。

踏み台か脚立が無いと 前から以外に目視は難しいでしょう。
刺青師・龍元
028(2025.04.22)
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